エストロゲンと骨の健康
最近、エストロゲンと骨の健康に密接な関係があることが分かってきました。骨が生まれ変わるために中心的な働きをしているのが、「破骨細胞」と「骨芽細胞」の二つの骨細胞です。 女性ホルモンであるエストロゲンは、破骨細胞が骨を分解する速度を調整して骨量を維持していることが分かってきました。 更年期障害などでエストロゲンが減少すると骨からカルシウムがドンドンと溶け出してしまい、骨がスカスカの状態になってしまうのです。 このため、女性ホルモンの急激な減少によってエストロゲンが不足し、閉経後に骨粗鬆症を発症する原因となってしまうのです。 健康な人は、骨を形成する骨芽細胞と古い骨を破壊する破骨細胞との働きのバランスがとれ一定の骨量が保たれているのですが、閉経などにより女性ホルモンが不足するとこのバランスが崩れ、骨がスカスカの骨粗鬆症を引き起こしてしまいます。破骨細胞と骨芽細胞
破骨細胞は、骨を吸収する細胞であり、古い骨を破壊する細胞です。破骨細胞は、骨にあるカルシウムを古い順から血液中に放出します。 骨芽細胞は、余ったカルシウムを集め骨に吸収し、骨を形成します。食事で摂取されたカルシウムのほとんどは、骨芽細胞によって骨に吸収されてコラーゲンと結合し、新たな骨組織を形成します。スポンサードリンク
骨粗鬆症とビタミンD
カルシウムの吸収と骨を強化し、老化の促進を防いでくれるのがビタミンDです。ビタミンDが不足するとカルシウムを摂取してもそのほとんどが体外へと排泄されてしまいます。 ビタミンDは、腸からのカルシウムの吸収を助けて腎臓から尿としてカルシウムが体外へ排泄されるのを防いでくれます。 ビタミンDは、丈夫な骨と歯に重要なカルシウムを体が適切に使用できるようにします。ビタミンDは、太陽光線と食事から得られます。 ビタミンDは、太陽光線を浴びると体内でつくりやすくなるため、十分な太陽光線を浴びるだけで、一日に必要なビタミンDを摂ることができるのです。スポンサードリンク